【読書レビュー】著書『FULL POWER』から学んだ環境の大切さと意志力の頼りなさ

読書
ハマタイ
ハマタイ

Software Enginnerとしてオーストラリア移住を目指している

ハマタイ(@hamatai_7109)が記事を書いてます!

コメントやメッセージ、質問はTwitterのDMでお願いします。

以下、簡単なプロフィールです。

  • Software Engineerとしてオーストラリア移住が目標
  • 福岡在住のフロントエンドエンジニア
  • 副業でWeb制作と某プログラミングスクール講師
  • 前職は教育業界のコンサルタント
  • オーストラリアで1年間ワーホリ経験
  • アフリカ・ウガンダでサッカーチームを運営
  • 趣味はサッカー/キャンプ/サイクリング/旅行/日本酒
  • 毎月5冊以上は本を読みます(ジャンルは問わず)

この記事では、
これまでの50ツイートをまとめる形で記事を構成しています。

Twitterでは、
日々読書からの学びを中心に呟いています。
良ければフォローをこちら(@hamatai_7109)からお願いします。

著書『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』のレビュー

総合評価 自信もってオススメできる。
項目 ハマタイの格付け コメント
お役立ち度 すぐに使える考え方
文章表現 ビジネス書。
コスパ ¥1460
(Amazonより)
ハマタイ度 過去トップ5に入る。

FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』とは

タイトル

『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』

著者情報 ★ベンジャミン・ハーディ(Benjamin Hardy)

組織心理学者、著作家、起業家。
クレムソン大学大学院博士課程修了。

ブログ・サービス「Medium」で多くのフォロワーを持ち、そのネット上のプレゼンスと影響力は、『フォーブス』『サイコロジー・トゥデイ』『フォーチュン』などで取り上げられた。

心理学専門誌の電子版「サイコロジー・トゥデイ」などに寄稿中。

アメリカのフロリダ州で妻のローレンと5人の子どもたちとともに暮らしている。
Amazonより

刊行年  2020/1/7

本のあらすじ

意志力は役に立たない」――
人の能力に関する「従来の説」は今、科学によって
世界中で次々と覆されている。

★発売即・重版! 日本でも超・話題!
★アメリカAmazon.comで400件以上のレビューを集め、平均★4.7の評価を獲得した世界的話題書、ついに邦訳刊行。
『Willpower Doesn’t Work』(「意志力など役に立たない」)と銘打たれ
刊行されるやいなや、人間の能力に関する衝撃理論の数々に全米騒然!
★『Forbes』「NBC News」「BuzzFeed」『Inc』「.HUFFPOST」ほか
欧米主要メディアが激賞!
★神経科学や経済理論にいたる「サイエンスアプローチ」
古今東西の史実調査などの「人文学的視点」から徹底裏づけ。
精神論を排した、米国気鋭の組織心理学者による人間の行動能力に関する新説!

その人の能力は、才能や出自、そして意志の強さとは関係しない。
すべて「置かれた状況」、すなわち「環境」によって決まる――

環境が人間の能力を規定する背景を
最新科学から経済理論、そして人類の歴史で証明し、
「どうすれば、生産性が最も高まる環境を自らの手で作ることができるか」
まで踏み込んだ快著!

(本書で明かされる衝撃理論↓↓)

・山に住むために「低身長」になった民族が存在する
・経済的ステータスは「住んでいる場所」次第
・「友達の友達の体重」が自分の体重に影響する
・「職場」では頭が冴えにくいのはなぜか
・引越で「7歳児の識字能力」「睡眠時間」が変化した
・持っているだけで「プレミア」がつく(モノが減らない理由)
・金銭を払うと、人は行動を起こさざるを得なくなるetc…

Amazonより

本を読んだ人の感想

本書はこんな人におすすめ!

「継続」が苦手で、何をしようにも長続きしない。
・今の「環境」を変えたいと思っているが、中々一歩目の勇気が出ない。
・頑張りたい気持ちはあるけれど、成果が出ない。
こういったことに1つでも当てはまる人は、
この本を読むことで、解決の糸口が見つかります。
楽天だと1760円+送料(380円)ですが、
いまだとAmazonで1480円(送料無料)なのでお得です!

FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』の書評・レビュー

茶色の表面に座って本を持っている人

ここからは、
実際に僕が読んでみた感想を交えながら、
本書の内容を紐解いていきます。

記事を最後まで読めば、
著書のエッセンスはすべて網羅できるはずなので、
ぶっちゃけ本を買う必要はないです。

が、しかし、
原著に自らあたって、
その”原液を飲む”ことも大事なので、

オススメは紙の本で買って、
印象に残るところページの余白にメモを書き残すことです。

それでは早速、本の内容に迫っていきます。

本のテーマ

「意志力」は役に立たない。

ガッツ、やる気、心の強さ。
厳密には一時的には役に立つが長期的には弱まる。

自分がやらないとどうにも進まない「環境」を作ることのほうが大事。

住む場所を変える。他者に公言する。事前にお金を投資する。
人は追い込まれるか、損失回避でしか積極的に動かない。

外的環境が内的環境を変える。

道を歩く人の群れ

人の目標、新年、価値観は、「暮らしている文化的背景」によって形作られる。

自分の内面から湧き出てくるように感じられることでも、
すべて社会の影響を意識的・無意識的に受けている。

自分の世界観は外からやってくる。
新しい情報、人間関係、経験はヒトを変える。

強制収容所の生活にも人間は適応する。

右手を上げる黒の長袖シャツの男

ヴィクトール・フランクル著『夜と霧』の中で書かれていたこと。

ナチス強制収容所では、1台のベッドに10人が一緒に「快適に」寝ていた、と。

ヒトの変化に適応する能力は思っているよりも強い。
良くも悪くも、ある程度のことであれば慣れてしまう生き物。

僕たちは遅かれ早かれ物心ついたときから何かに影響を受けている。

昼間の茶色の木製ドックの白い像

僕たちは遅かれ早かれ物心ついたときから何かに影響を受けている。

言葉を選ばずに言うと、
何かしらの「洗脳」が入っている。

家庭教育、学校教育、友達付き合い、地域社会、国家、メディア。

大小問わず、外的な要因の積み重ねで今の自分の考えが形成されている。

言い得て妙な「ゆでガエル理論」

カエルの接写

カエルは、
突然熱湯に入れられると驚いて逃げ出すが、
徐々に水温が上がるぬるま湯だと逃げ出す機会を失い、
最後には死んでしまう…

徐々にジャブうちされていると、
知らぬ間に最悪の事態に陥るまで楽観的になる。

人間も同じ。

小さな痛みには気づきにくい。
でもそれが時間が経つごとに徐々に積み重なると、
取り返しのつかない状況になっていることがよくある。

歴史とは

茶色の紙と黒のペン

世界史の歴史家ウィリアム・デュラントによると、
歴史とは「偉大な人物」によって作られるのではなく、
「困難な状況」によって引き起こされる当然の結果だという。

すばらしい何かを作る最も重要な材料は、
才能やビジョンではなく、
内外的環境がもたらす「必然性」である。

個人主義が蔓延った現代社会

建物の近くの水域のヨット

個人主義が蔓延った現代社会では、
人の行動はその人の性格や考え方に起因すると考えがち。

周囲の環境は自己と切り離される。
意図的にせよ、無意識にせよ、自分とは関係なく別のものだと。

周囲からの”プレッシャー”に気づかずに,
自分の内面的なことばかりに目がいく。

ハーバード大学の「機会均等プロジェクト」

白い紙に書く人

ハーバード大学の「機会均等プロジェクト」によると、
「住んでいる場所」によって経済状況が規定される、という。

人が社会経済的なステータスをどれだけ改善できるかは、
住んでいる州に大きく依存する結果となった。

積極的に”場所”を変えて、自分に最適な環境を探すのが必要。

「負の二次的なつながり」が危険。

茶色の表面に 5 つの人間の手

人は、一緒に過ごす時間がもっとも長い5人を平均した人物になる。

これが一次的なつながり。

二次的なつながりは、
更にその5人の友達がそれぞれ一緒に過ごす5人の平均を取ったもの。

友達の友達が太れば、あなたも太る。

繋がりが見えにくいので、予測できず脱しづらい。

自由意志や決定論の純粋主義は間違ってる。

穏やかな水域の横に腕を広げながら砂の上に立っている男

人生は自分の意思だけではすべてを描けないが、
何もかも生まれつき決まっているということもない。

自分の周辺環境を自由に組み替えることができる場合、
ある一定の制限の中で意思決定をすることになる。

0か100かの極端な発想はせず、バランスを持つことが大事。

「いつもと違う服を着る」という効果。

白と黒の長袖シャツ

“自己充足的予言”とも言われるが、
ある状況を予期することで、無意識のうちにその予期にあった行動を取ること。

カッコいい服装をしてたら、カッコいい行動を取るようになる。

人は認知的不協和が嫌いな動物である。
まずは形から」というのも一理あります。

どんな社会、コミュニティにも「ルール」がある。

道の標識にとどまってください

ルールには明文化されたものと、暗黙の了解とがある。

いずれにせよ、
その集団内での行動や態度はルールや規則によって決められる。

いかに早く正確にその組織の「決まり」を把握するかで、
自分に合うかどうかを判断できる。

ゲームを攻略するには、
まずプレイするゲームのルールを理解する必要がある。

「大きなてこをくれれば、地球を動かして見せる。」

アフリカ大陸の上に雲がある地球

アルキメデスはこう言った。

「大きなてこをくれれば、地球を動かして見せる。」

ガッツや意志力ではなく、
環境における”道具”と自分の関係性を謙虚に理解していた。

大きすぎる目標に無心で努力するのではなく、
目標の大きさに適したツールを用いることが必要。

「知性は流動的で変わるもの」と考えるのが良い。

2つの電球が取り付けられた本

自分の性格、考え方、価値観、アイデンティティは、
何も生まれ持ったものではなく、経験や人間関係によって変化する。
「自分はこういうヤツだ」と決めつけすぎず、
いろんなコミュニティに属して「仮面」をかぶればいい。
複数の自分を持ってても良い。

人は常に「役割」を演じている。

顔で顔を覆う黒の長袖シャツの人

人は常に「役割」を演じている。
それは職業や役職、専業主婦だったりする。
その役割を変えれば、自分の立ち振舞いも大きく変わる。
「私は〇〇です」と答えるとしたら、何を◯◯に入れますか。
僕なら「Webエンジニア」と答えるが、
ちょっと前まで「コンサル」だったし、「営業」のときもありました。

集中する方法

カメラのレンズを持っている人

「強化された環境(enriched environment)」を作る。
これを分解すするならば「ストレス」と「リカバリー」を作るということ。
強いプレッシャーを浴びていれば100%集中して物事に取り組むことができる。
どこからも連絡が入らず休息に専念できる状況であれば、100%オフになれる。
オンとオフ、両者のバランスが保てると集中することが出来る。

「成長」の原理

地上の植物の接写

「成長」は強いストレスを受けた後、休息を取っている間に起こるもの。
何かに秀でるためには、
とてつもなく全力で労働力を投入したあとに、
100%オフな状態で休む必要がある。
「頑張る」➔「休む」➔「考える」➔「頑張る・・・」と続けていく。
頑張りすぎると壊れるし、休みすぎると何も学べない。

「ひらめき」を起こす方法

電球アートワークの写真

神経科学に関する研究によると、
仕事中に思い浮かぶクリエイティブな閃きは全体の16%にすぎない。
つまり、それ以外の84%は何気ない休息の時間に起こるのだそう。
散歩してるとき、
シャワーを浴びるとき、
寝る前にベッドで目をつむっているとき、
温泉に入っているとき。
意識的に休息の時間を作るべし。

至高体験(peak experience)

昼間は白い空の下、山に面した崖の上に立っている赤いバックパックを持つ男

心理学者のマズローは、
至高体験(peak experience)」が自己実現に必要不可欠だとする。
めったに起こらないものではありが、
ワクワクし、広大かつ深遠な感動を呼び起こし、
気分が爽快になり高揚する経験。
例えば、
「旅」など普段とは異なる環境にいて、
あらゆるストレスから開放されたときに起こる現象。

朝をルーティンで固める。

昼間に小道を歩く女性

1日のスタートが上手くいけば、その日はもう大丈夫。
何でもいいから、前日にやると決めたことを朝にやる。
自分との約束を守ることが大事。
ストレッチ、瞑想、ヨガ、ランニング、読書。
特にオススメなのは朝に日記を書くこと。
1日の予定と目標を朝イチバンに書く。
そして寝る前に見返すことで確認する。

ニュートン「運動の第三法則」の作用・反作用の法則

ニュートンの「運動の第三法則」に作用・反作用の法則がある。
すべての作用には、同じ大きさの反作用がかかている。
物理世界は「エネルギー」で出来ているので、
人間社会のありとあらゆる場所でこの法則は働く。
押さえつけている引力と同じ力で外に向けた馬力は必要。
覚えておくべき考え方。

マイケル・ジョーダンの名言

バスケットボールのリングの下のボール

マイケル・ジョーダン曰く
何かを決めたら、それについては二度と考えない。
選択肢が多い状況では、
1つの選択をしてもその他の選択肢のほうが良かったのではないか、
という気持ちがどうしても残る。
でも自分の判断を疑問視していては馬力が出ない。
選択には「機会費用」はつきもの。完璧はないことを忘れずに。

選択肢は減らせば減らすほどいい。

黒と茶色の木製ドア

これは自分が苦手とすることなので、常に課題意識があるところ。
あれもこれもと触手を広げてしまい、1つ1つが中途半端になる。
一言で言えば、注意散漫。
宮本武蔵みたいに、
相手は多数でも一人ずつ対処しく「1vs1の連続」をやっていきたい。
まずは1つをクリア、そしてまたその次と倒していく。

「他の人が必要とする情報」は正しく迅速にその人に届ける。

インフォアローサイネージ

緊急ではないからといって先延ばしにはせず、
早く伝えて処理する時間を与えてあげる。
“あ、これ◯◯さんに役立ちそう!”と思ったら、
すぐ連絡して教える。
仮に必要でなかったとしても、
その人とコンタクトを取るきっかけになる。

人生から取り除くべきもの

  • 物理的な制限
  • 集中力を妨げるもの
  • 魅力的ではあるけれど、究極的には良くない決断
  • 筋が通っていない人
  • 軽率な約束
  • 影響力の輪の外にある情報

特に最後、
芸能人の不倫とか、
どうでもいいニュースに自分の時間と精神力を持っていかれないこと。

行動を変える簡単な方法

クラップボード道端のヤコブとライアン

環境の「初期設定」を変えること。
とある大学のプリンターであまりにも紙が無駄遣いされていた。
その原因は初期設定を「片面」にしていたから。
「両面」に設定を変更したところ、
大幅に紙が節約できた。
片面印刷したければ”手動”で変えなければならなかったからだと。
そのひと手間を減らすことで、人の行動は激変する。

ベトナム戦争でヘロイン中毒になった米兵

グレースケール写真で床に横たわる男

ベトナム戦争でヘロイン中毒になった米兵は全体の20%にまで登った。
しかし帰国後、彼らのたった5%だけが禁断症状を出したという。
この理由は未だに科学的に解明できていない。
有力なのは、
「依存していた環境とは全く別の環境に身を移したから」だという。
環境変化が行動を変える歴史的な例。

流されながら受動的に生きる

黒いコンピューターのキーボードを使用している人

現代社会では、
ほとんどの人の初期設定が「流されながら受動的に生きるもの」になっている。
工場労働者を作るために作られた前時代的な学校教育。
テクノロジーの発達により無限増殖する情報。
仕事、食べ物、麻薬、ポルノ、人間関係。
何かに依存しやすく、その依存が広がりやすい土壌になっている。

子どもの行動から学ぶ。

彼女の顔に手のジェスチャーを作る女の子

子どもが何かを学習するときに使う最初のテクニックは、
「観察」と「ものまね」
人間だけに限らず、
あらゆる動植物でも同様。
まずは親の行動を見て、
それをマネ、繰り返す。
すると、気づいたら出来るようになる。
新しいことの習得は見よう見まねが原則。
親は常に見られてます。

「依存」の反対は「つながり」

黄色の裏地付きの紙に囲まれた緑色の表面に 3 つのしわくちゃの黄色の紙

意義深い人間関係がないとき、
その空洞を他の何かで埋めようと必死に探し求めるのが人間の習性。
常にネットで誰かと繋がっていながら、
歴史的に最も「孤独」が多い現代社会。
自分だけで何とかしようとせず、
気軽に誰かに頼ることが大事。

「実行意図」という考え方

重要なことをすると言うライトボックス

組織心理学やモチベーション心理学で研究される「実行意図」という考え方。
つまり、自分が進路から外れてしまった時に何をするか、事前に決めておくこと。
「◯◯してしまったら、△△する」と。
言い換えれば「失敗に向けた計画を立てる」ということ。
小さなことでいいので、決まりを作っておくと修正しやすい。

フロー(過集中)とは

フロー(過集中)」とは、
ある活動に完全に没頭して夢中になっている精神状態のこと。
活力に満ち、集中力が高まり、完全に打ち込んでいる状態。
フローに入るきっかけ(トリガー)は人よって違う。
コーヒーを飲む、
シャワーを浴びる、
ストレッチをする。
自分にとっての「フロートリガー」を見つけておく。

フロー(過集中)を引き起こす条件

  • 「多く」をつぎ込む(お金、時間、気持ち、、)
  • 「社会的なプレッシャー」がある。
  • 低いパフォーマンスには「高い代償」がつく。
  • 「逆境」が存在する。
  • 「目新しさ」がある。

機会損失、信賞必罰の考え方を原則として、上手く環境を作りたい。
ちなみに、
僕はホットコーヒーかワインを飲めば、一定期間フローに入ります。

「成長型マインドセット(groeth mindset)」とは

砂の上の茶色の乾燥した葉

成長型マインドセット(groeth mindset)」とは、
失敗をネガティブなものとして捉えるのではなく、
単なるフィードバックや意見、つまり「失敗は学べる素材」として見ること。
この思考回路を持っていると、
物事がうまくいかない場合でも自分を貫き通せる。
失敗の受け取り方はその人次第で変わる。

社会的プレッシャー

茶色の木製フレームのアナログ時計

「社会的プレッシャー」を意図的に作り出して行動を習慣化させる。
何か継続したいこと、習慣にしたいことがあれば、
積極的に他者に公言していく。
周囲の人間が知っていれば、
もしやらなかった場合に恥ずかしくなる。
“有言不実行”のレッテルを貼られる、という恐怖が自分を動かす。

目新しいことをする重要性。

文章

日々同じ環境で同じルーティンを繰り返すだけだと、
脳が”運動”せずボーっとしてくる。
大小問わず定期的に新しいモノやコトに触れて、
今まで持っていたメンタルモデルを壊す必要がある。
小さな変化を意識的に起こしていく。

「適応能力がある」とは「いかに学ぶか」に長けていること

白い陶器のマグカップの近くの茶色の木製のテーブルに書いている人

「適応能力がある」とは「いかに学ぶか」に長けていることに他ならない。
自分の目に映るすべての物から何か学びはないかを常に探し続ける能力。
何をしようにも細かい指示が必要な昨今、
フリースタイルで学習する機会が少ない。
環境にコントロールされるのではなく、
自分が環境をコントロールする。

厳密には人間に「長所」も「短所」もない

お互いの上に座っている黒いダムのペア

厳密には人間に「長所」も「短所」もない。
あるのは、ポジティブまたはネガティブな「学習習慣」だけである。
自分が快適だと感じる環境では、
ある一定の行動パターンが繰り返し行われる。
その習慣の過程で特定の物事を学習し、それが強みになる。
無論その逆が弱み。習慣を変えれば強みも変わる。

「自分はダメ人間だ」と思うこと

悲しい手の彫刻のグレースケール写真

「自分はダメ人間だ」と思うことは、
「自分は完璧だ」と思うよりずっといい。
前者には、謙虚な心と向上心が生まれやすい。
後者は驕りと現状への満足感を抱きやすい。
0か100かの極端な話ではなく、
70%はダメ人間で、30%はできてるんじゃね、、
と考えておくぐらいが丁度いい。

100%打ち込める環境の作り方。

オレンジとグレーのナイキ シューズを履いてグレーのコンクリートの階段を歩く人

組織心理学における「帰還不能点」を活用する。
これは、目標を避ける(退却する)よりも、
そちらに向かって進む(前進する)ほうが楽になる地点のこと。
まずお金や時間を注いで、
後戻りできない状況を作る。
さすれば、「辞める」よりも「続ける」ほうが正当化されやすい。
背水の陣をひくことで、自らを動かす。

行動を支配する2つのエネルギー

夜の角型コンテナのタイムラプス撮影

「報酬」を得ようと行動を促す行動賦活(ふかつ)系。
「リスク」を避けようと行動にブレーキをかける行動抑制系。
正負のエネルギーが常に緊張関係になっていて、
両者どちらか強い方に行動が流される。
「行動力」にもプラスとマイナスの性質があり、一概には言えない。

文脈学習が効果を発揮するステップ

  1. コンセプトを「表面的」に学ぶ。
  2. 現実世界で使って練習する。
  3. コーチングを受けてフィードバックをもらう。
  4. 短時間で繰り返し、自動的に再現できるまでやる。
文脈学習」と呼ばれる教育法。
単に知識を詰め込むのではなく、
社会生活における人との関わリの中で知識を習得していく学習法。
理論上のタスクは表面的にサクッと学び、
あとは実生活の中で実践する。
他者からのフィードバックを強制的に受ける環境を作り、
その都度修正していく。アウトプット重視型の考え。

心理学における「過剰学習」

  • 小さなことを繰り返し練習。
  • トレーニングを徐々に難しくする。
  • 「今の能力の上限近く」をキープ。
  • 「時間制約」を加える。
  • 「記憶負荷」を増やす。(マルチタスク化) ときに参考にしている考え方

「ひらめき」の仕組み。

唇を保持している茶色のセーターを着ている女性

何かを直接的に考えている時にはひらめきは起こらない。
公園を散歩するなど、
様々な外的環境に浸かりながら間接的に(無意識に)考えているときに起こる。
記憶の下層にあるものを、
文脈的、時間的にランダムに構成していく中で結び付く。
そうして奇抜なアイデアが生まれる。

食べる量を環境に応じて変える。

青い皿に野菜とトマトを入れたポーチドエッグ

1人で黙々とクリエイティブな作業をする時は満腹状態を避ける。
人とコミュニケーションを取るなど、
社交的で活発な仕事をするときは体に食べ物をいれたほうがいい。
人になにかを説明したり、
チームで議論したり、
営業や商談をするときにはエネルギーがいる。
そして物理的な「相手」がいると眠くはならない。

1日の時間を増やす方法。

  1. 最適化
  2. 自動化
  3. アウトソーシング
物事を効率よく機能させるため、
身の回りの「やらないこと」を決める(①)。
次にテクノロジーを駆使してできるだけ時短を行う(②)。
最後に自分しかできないこと以外は、積極的に誰かにお願いする。(③)

一匹狼タイプの人は多くの仕事をこなせない。

木々の間の白いオオカミ

目指すべきは「持ちつ持たれつの関係」を沢山築けている状態。
自分がいる業界とは全く別の畑で成果を出している人とコラボすると、
思いがけない相乗効果を生む可能性が高い。
でも、それは自分も同程度の成果を上げている場合。
まずは個人の力をつけたい。

家族の歴史を知る。

家族の歴史を知っている子どもの方が、
人生を上手くコントロールできる。
祖父母の生まれ育った故郷、
両親がどこで出会ったか、
親戚の中で誰がどんな病気になったのか。
家族のことをよく理解している子は、
自尊心が高く、情緒が安定するという研究結果が出ている。
そのカラクリとしては、
「世代を超えた自我」を感じられる点にある。
自分は”自分よりも大きな何かの一部”と知ったとき、
「家族」という組織に対する所属意識が芽生える。
人は自分が社会の構成員であることに安心感を覚える
それが自信に変わる。
自信があれば主体的で積極的な行動を起こせる。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は自分のツイートを張り合わせて、
ブログの記事を作ってみました。

なので、
文脈がなく、無機質な構成になっているかもしれません。

読書レビューの最適な解を模索中です。

今回紹介した本『FULL POWER』は、
あまり話題にはならなかったものの、
書いている内容は一級品です。

紙の本で読む、電子書籍で読む、Amazon Audibleで聴く。

自分に合った内容で触れてみてください。

【30日間無料!】Amazon Audible で本を「聴く」

Amazon Audibleとは

Amazon Audibleは、
プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスです。

12万冊以上ものラインナップで、
ビジネス書から絵本まで幅広いジャンルの本を楽しむことが出来ます。

移動中や作業中など、
いつでもどこでも読書ができ、オフライン再生も可能です。

朗読を聴いて、本を”耳”で読む。
すなわち、本を”聴く”という体験ができます。

【コスパ最強】30日間の無料体験実施中!

Amazon Audibleは今なら30日間無料で試すことができます。

もし自分に合わないと思ったらいつでも簡単に解約できます。
無料体験期間中(登録後30日以内)であれば、一切費用はかかりません。

無料体験終了後は月額1500円です。
毎月ビジネス書1冊の値段で、12万冊以上にアクセスできると思えばコスパ最強です。

家事をしているとき、電車での移動時間、運転中など、
「耳」は空いている時間が意外とあるものです。

その時間で本を「ながら聴き」することで勉強しませんか?

Amazon Audible はこんな人におすすめ!

  • 仕事や家事で「読書」をする時間がない。
  • スキマ時間を有効活用したいけど、何から始めたらいいか分からない。
  • 本を読むのが苦手だけど、ラジオを聴くのは好き。
  • 何冊も読みたいけど、そこまでお金に余裕がない。
  • 「音声メディア」に興味がある。

 

【公式】
『Amazon Audible』
30日間の無料体験を試してみる

【30日間無料!】Amazon Kindle Unlimitedで電子書籍を読む

Amazon Kindle Unlimitedとは

Amazon(アマゾン)の電子書籍読み放題サービス。

月額980円で幅広いジャンルの書籍を読みたいだけ読むことができます。

【Amazon Kindle Unlimited で読める書籍のジャンル】
小説、漫画、ラノベ、雑誌、ビジネス書、趣味の本や実用書、洋書、絵本・児童書、資格や語学、音楽・医学・ITなどの専門書など

ほぼなんでも読めちゃいます。

僕は普段、持ち運びの面倒なぶ厚めの「ビジネス書」や「雑誌」などを購読しています。

【読み放題】30日間の無料体験実施中!

Amazon Audibleと同じく、「30日間の無料体験」があります。

さらに、
通常価格1,960円(980円×2ヶ月)かかるところ、

「99円(2ヶ月)」となる特別なキャンペーンも開催されています。

audibleでもそうですが、
本1冊買うのに1200円~2000円ほどすると考えたら、
こんなお得なサービスないですよね、、

お金かかるもんじゃないので、是非一度試してみてください。
合わなければすぐ退会したらいいので、、

Amazon Kindle Unlimited はこんな人におすすめ!

  • 電子書籍をお得に沢山読みたい。
  • 重たい本を持ち歩きたくない。
  • とにかくお得に本を読みたい。
  • 普段タブレットを使っている。
  • 本棚を置くスペースが家の中にない。
  • ミニマリストを目指してる。

 

【公式】
『Amazon Kindle Unlimited』
30日間の無料体験を試してみる

 

タイトルとURLをコピーしました