【福岡移住後8か月】東京での生活と比較した感想を率直に書いてみた。

福岡一人暮らし
ハマタイ
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Software Enginnerとしてオーストラリア移住を目指している

ハマタイ(@hamatai_7109)が記事を書いてます!

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以下、簡単なプロフィールです。

  • Software Engineerとしてオーストラリア移住が目標
  • 福岡在住のフロントエンドエンジニア
  • 副業でWeb制作と某プログラミングスクール講師
  • 前職は教育業界のコンサルタント
  • オーストラリアで1年間ワーホリ経験
  • アフリカ・ウガンダでサッカーチームを運営
  • 趣味はサッカー/キャンプ/サイクリング/旅行/日本酒
  • 毎月5冊以上は本を読みます(ジャンルは問わず)

はじめに

福岡に移住してから8か月が経ちました。

この記事では、「東京から福岡に移住してからの8か月」を振り返ります。

8か月前、東京の荒波に揉まれて新入社員をしておりました。

会社はホワイトで、福利厚生も良く、
それなりに名の通った大企業でした。

  • 残業はほぼなし
  • フルフレックス
  • リモートも自由
  • 基本給もそこそこ、ボーナスは2回
  • 家賃補助85%(実質家賃2万←東京でこれは有難い)

 

 

とまぁ、環境としては最高でした。

会社の事業、そして社員のみなさんはとても好きでした。

ただ、自分の目標、このブログでも度々書いていますが、
「ニュージーランド移住」、ひいては「海外で仕事をする」、
という目標を達成するためには遠回りになってしまう。

入社してから数か月でそう感じてしまいました。

なんでそこに就職してん!とツッコミが入るかと思いますが、
この辺りは今回の記事の趣旨ではないので触れません。

前職は「コンサルタント」とは名ばかりの、
実際はFC(フランチャイズオーナー)の相談役、
といったお仕事でした。

どう考えても「専門性」はつきにくく、
時間だけがただ過ぎていくような不安感にさいなまれ、
転職を決意します。

そこでニュージーランド移住に向けて、
どんな職種が自分に適しているのか考えた結果、

「エンジニア」を目指すことに決めます。

移住前の東京での生活

転職するのをいい機会に、
「住む場所」という環境も同時に変えよう、と考えます。

東京での生活は自分とは合わないなと思う点がいくつか。

  • 1日中どの時間でも満員電車
  • 人がとにかく多い
  • 道が狭い
  • 自然が遠い

とにかく息が詰まるような閉塞感がありました。
上手く言葉にできませんが、このままだと腐る、と思いました。

東京に出てきてから10か月ぐらいで7kg痩せました。
こりゃ今考えると異常なガリガリです。

精神的には大丈夫だと思ってても、
体は正直に反応するんですかね。

彼女と一緒に生活していなかったら、
今頃どうなってたんだろうと思うと、
ほんと感謝しかないです。

そうして、
「エンジニアへの転職」と「東京脱出」を心に決めた僕は、
紆余曲折あり、福岡のスタートアップに転職します。

この辺りの転職話はまた別の機会に書きます。

移住の決断

なぜ福岡に移住したのか。

僕には3つの選択肢がありました。

  1. 東京に残る。
  2. 実家のある大阪に帰る。
  3. 地方都市に移住する。

結局③を選んだ結果、福岡に辿り着きました。

そのプロセスとしてはこうです。

まず、「東京」という場所が自分に合わない、と強く思ってたので、
健康面を考えて、①はすぐに消去でした。

②と③は結構迷いました。

大阪の実家に帰ると、家賃は払わなくていいし、
食事や洗濯など、家事も基本的にはやらない。
(家に幾ばくか納めてたり、手伝いはしますが、、)

でも。

「まだ自分の住んだことない場所に住んでみたい」

というのが、僕の基本スタンスなので、

まだ未開の九州の地を踏んでみたかった。

大都市と比べて、比較的「落ち着いている」地方都市に興味がありました。
札幌、仙台、広島、福岡など、各地を調べました。

天候、食事、文化、人、街の雰囲気など、

色々調べてみて、福岡に決めました。

同時並行的に福岡と大阪で仕事を探しつつ、
いくつか内定をもらった中で、
福岡のとあるスタートアップに入社を決めました。

福岡への移住と初期の感想

さて、退職し、転職し、次に引っ越しです。

引っ越し費用に関してはこちらの記事で詳しく書いています。
http://hamatai.com/fukuoka-moving-cost/

まず福岡に着いて思ったこと、

「空港が近い!」です。

博多駅から福岡空港まで、電車で5分。
これは、大阪、東京に住んたことのある方なら分かりますが、
すごく便利です。

新大阪駅⇒関西空港、渋谷⇒成田空港

両者とも片道約1~2時間はかかります。

サクッと飛行機に乗れるのは旅好きにはたまりません。
街中歩いていても、すぐ頭の上を飛行機がビューンっと飛んでいく
少年心をくすぶってくれます。

8ヶ月間の福岡での生活の変化と適応

10月末には福岡に着き、早々と11月から仕事が始まります。

  • 11月~2月:営業の仕事とWeb制作の勉強
  • 3月~5月:自社での受託案件
  • 6月~現在:客先常駐でシステムエンジニア

 

 

業界未経験ということもあり、初めは知識0からのスタートでした。
元々wordopressでブログやWebサイトの立ち上げ、運営はしていましたが、
コードを触ることはありませんでした。

最初の半年は主にフロントエンドを学び、
その次にデータベースの接続やJavaのフレームワーク、
今はPLSQLやOracleの操作を実務で使っています。

4月にはITパスポートに合格しました。
来週に基本情報技術者試験を受けてきます。

福岡に来て自分のやりたいことが出来ています。

仕事だけでなく、
趣味のフットサルやサイクリングもできていて、
何より家から海が見えるほど近いので、
ほぼ毎日、海風を浴びながらランニングしています。

自炊も怠らず、
作れるレシピが1年前と比べてかなり増えました。

心身共に健康です。

また、あれほど嫌だった満員電車に乗らなくてよく、
普段は自転車で、雨の日はバスで通勤しています。

通勤で電車に乗るだけで結構体力使ってたんやなぁ、、
と、今改めて実感しています。

東京と福岡の比較

いろいろ比較してみます。

東京 福岡
生活費 10万 10万
交通手段 電車 自転車、バス
食事 自炊 自炊
仕事 コンサルタント システムエンジニア
言葉 標準語 博多弁

生活費ですが、東京に住んでた時は、
会社の借り上げ社宅に住んでいました。

なので、実質家賃は2万程度で暮らしていたので、
支出はかなり抑えていました。

ただ、東京にいたときは、
少なくとも今より外食が多く、旅行も沢山していました。

一方で、福岡での家賃は4万です。
こちら全額自己負担です。

東京にいるときと比べて外食が減り、
娯楽に使うお金もかなり少なくなりました。

なので、結局、トータルの支出はあまり変わらずですかね。
元々、物欲が皆無なので、ほとんど物も買いませんし、
服とかも毎年同じもの着ちゃっています(笑)

交通手段。これは個人的に大変革です。

東京にいたときはどこに行くにしても電車。
しかも、どの時間でも満員電車。
あれはなんなんでしょうね。

正直、電車に乗るだけで1日の20%は体力持っていかれていました。

福岡に来てから電車を乗る機会はめったにありません。
リアルに両手に収まるぐらいしか電車は使っていません。

福岡での移動手段は基本的に自転車です。

街がコンパクトなので、
す~っとチャリでどこにでも行けちゃいます。

最悪タクシー使っても1000~2000円程度で家まで帰れる人が多いです。
なので、飲み会になると、みんな全く終電を気にしません(笑)
大阪、東京で住んできた僕には軽いカルチャーショックでした。

食事は東京、福岡、どちらでも自炊がメインです。
ただ、福岡のスーパーに置いてある素材のレベルが高い。

肉、野菜、魚、どれをとっても新鮮で、
味がしっかりしている(ように感じます)。

物価が安い、とは思いませんが、
290円で食べられるラーメン屋さんとかもあるので、
よ~く比較すると、物価は安いのかもしれません。

家賃相場は福岡の方が4~6万程度、東京より安いです。

東京で会社の家賃補助なしに生活するのは、
正直無理ゲーだと思います。

仕事は、前述の通り、
コンサルタントからシステムエンジニアへと変わりました。

業界のフルチェンジでしたが、
意外と前職での経験も活きてきつつあります。

課題の設定や、クライアントへのヒアリング、
PDCAの回し方、目標からの逆算思考、計画の見直し、
言葉遣いやメールの書き方、マナーなどなど、

前職で学んだ社会人としての基本が、
このエンジニアの業界でも重宝されそうです。

まだまだ未熟者ですが、
ニュージーランド移住に向けて、
経験を積み、技術を磨いていきます。

目標があって、その手段として今の仕事をしている。
そう考えると、日々モチベーションが落ちません。

最後に言葉について。

これずっと標準語を話してきた人には分からないと思います。
「方言」を話している地域だと、謎の親近感があります。

僕は大阪で生まれ育ったので、関西弁を話します。
福岡に住んでみて、みんな勿論「博多弁」を話します。

東京にいるときよりも、
自分が関西弁を話しやすくなったように感じます。

相手が標準語だと何故か関西弁はあんまり強く出ませんが、
相手が博多弁だと、自分は関西弁の濃度が高まります。

つまり、話しやすい、ということです(笑)

言葉って意外と大事なんです。

そういった面でもストレスフリーですね。

移住のメリットとデメリット

福岡への移住が自分にもたらしたメリットとデメリットをざっと挙げてみました。

メリット デメリット
電車に乗らなくていい。 学生からの友達や家族に会いづらい。
飯が美味い。安い。 前職と比べて給料が下がった。
家賃が安い。
海が近い。
自分のしたい仕事ができている。

正直、デメリットが全然思いつきません。

友達は東京、家族が大阪にいるので、
物理的に会いにくくはなりました。

そして大手からスタートアップへの転職なので、
現在の給料自体は下がりました。

その分、副業で取り戻そうと、試行錯誤中です。

メリットは上述の通りです。また思いついたら追記します。

現在の感想とこれからの見通し

福岡に移住して8か月。

全く後悔していませんし、
むしろ当時の自分を褒めたい。

大阪、東京、福岡と住んでみて、
それぞれに良い所はありますが、
福岡は長く住むにはほんと「ちょうどいい街」だと思います。

都会過ぎず、かといって田舎でもない。

子育てもしやすそうですし、
海や山など、自然も近い。

台風が直撃するんじゃないの?
と僕も思っていましたが、
大体、宮崎か熊本あたりで逸れて、福岡まで来ないそうです。

自転車での移動、終電を気にせず飲める、自然が近く飯が美味い。

今のところ、文句なしの街です。

これから少なくとも1年。
長くて3年。

それぐらいの期間は福岡に住む予定です。
エンジニアとしての実務経験が2年~3年。
そして客観的に見てスキルがついてきたら、
ニュージーランド移住に本格的に挑戦しようと考えています。

乞うご期待。

結論

いかがだったでしょうか。

この記事では、
東京から福岡に移住してから8か月が経っての感想を書きました。

これから福岡に移住しようと考えている人、
他業界からITエンジニアを目指している人、
東京から出ようと思っている人、

そんな人達の参考になれば幸いです。

また気が向いたらブログ更新しようと思います。

それでは次回お会いしましょう。ばいばい。

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